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包みと結びの文化

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包みと結びの文化

2015年11月30日

またまた代表の宝徳です。昨日のつづきです。我が國は歴史も文化も卓越していますね。平成二十四年四月六日に私の個人ブログに掲載したものです。

 

日本の文化は本当に素敵ですね。よく「ITが発達して世界が小さくなった」と言われます。確かに、人と 人、国と国との距離だけは短くなりました。その分人間がドンドンアホになるので、心と心の距離は、どんどん遠くなり、むしろ、心の世界は広がってきていま す。悲しいことです。

 

 

例えば、自分の地域や街のことをどれくらい知っていますか? 新聞も読まずに、ネットで記事だけ検索して、世間の事をいち早く知っているつもりになっても、自分の足元も知らなかったら、何の価値もありませんよね。

 

 

今まさに必要なことは、バカな人間を育てることではありません。脚下照顧です。

 

 

 さて、古来、日本では、魂を結ぶということは、結び目に想いを込めることで、松の枝や袴の紐は「魂の緒」でした。これが鎮魂の儀式の原義で、結びの習俗には、かつて子どもの産着の背中に、糸の結びを縫い付けて無事な成長を祈る背守りにもあらわれています。

「おむすび」は好きですよね。「お結び」です。米のご飯を気持ちを込めて手で結んでいきます。食べてくれる人に対する自分の想いを結びます。

 

 

「えんむすび」は、糸を結ぶように縁を結ぶこと。「水をむすぶ」は、両手で水をすくい、その水に願いを込めて呑むことです。

 

 

古事記には、最初の頃の神様で、高御産巣日(たかみむすび)、神産巣日(かみむすび)の神様が出てきます。この二柱は結びの神様で、産霊神とも書く、心を産む神様です。

 

 

水引で包みを結ぶことは、その包みに想いをこめ、それが出ていかないように留めることだそうです。祝儀包みの水引は、その華やかさが目立っていますが、細工の根元にある結びが最も重要で、このことは不祝儀の水引結びも同様です。

 

 

「結び」の精神は古事記の時代から、しっかりと受け継がれてきている、日本の大切な文化です。その代表が水引の結びです。

 

 

世界が狭くなったからといって、考えもせずにアングロサクソンのものばかりありがたがるのではなく、脚下照顧で、それより素晴らしい、日本の文化に触れてみませんか?

 

 

では、拙首です。

 

 

幼き頃 母が結んだ おむすびに 結ばれていた 子らへのおもひ

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